ペーパー・ハウス シーズン5のAvengersのネタバレレビュー・内容・結末

頭脳戦だったはずの作品がどんどん血生臭くなり、どうやって収拾つけるのか不安だったけど、ラファエル参戦によって流れが変わり、ラストは国家を相手に教授の策略がバッチリハマって大団円を迎えるという、らしさ全開の幕引きだった。

S4から時間が空いたので、忘れてしまった部分もあったけど、相変わらず教授の策略がハマった瞬間は気持ちいい。
今回も「金を真鍮にすり替える」という無謀にも思える計画を、最終的には「これ以外道はない」と相手に納得させてしまった。
スケールの大きさもさることながら、最後は教授らしく頭脳戦で決着をつけてくれたのが個人的には納得感のあるラストだった。

振り返ってみると、ラファエル参戦はそのシーン自体も鳥肌たった上に、シエラとの共闘や頭脳戦へと切り替わるきっかけにもなっていて、物語を締めくくる意味でも重要なシーンだったと感じた。

ただ、強盗団が悪であることは間違いないので、その行為が国民の熱烈な支持を受けていたことには違和感を持った。この辺はスペインのお国柄を理解してないとわからないのかも。