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シー・ハルク:ザ・アトーニーのAvengersのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

おかしいと思ったんだよK.E.V.I.N。あんな面白いもの作り続けられるのは。

ぐらいに思えたのでラストは割と楽しめた派でした。

冷静に振り返ると、最終回のほぼ何でもありみたいな設定が、今後のMCU作品とのクロスオーバーにおいてどう扱われるのかは不安が残る。

ただ、デップーのMCU参戦が決まった時点でこういう展開はある程度想定できたし、マルチバース含め収拾つかなそうな現状をどう纏めるのかは不安もあるけど楽しみでもある。

話題を結末に持ってかれがちな本作だが、個人的には1話の完成度が過去最高に感じた。

新たな物語のスタートとしての分かりやすさ。登場人物のキャラクターの簡潔さ、明瞭さ。登場人物同士の関係性の明確さ。これまでMCUが培ってきた歴史を随所に挟むいやらしさ。全部100点。ゆえに体感5分だった。

頭も使って戦う法廷ドラマとしても十分楽しめたし、ヒーローが日常にどう溶け込んでいるかみたいな側面が好きなのでそういう部分が見れたのも良かった。
逆に、エミルやトッドがいいやつか悪いやつかで観客の興味を惹かせるやり方はあまり好みではなかった。

今後、例えばアベンジャーズが負けそうな時、シーハルクが脚本の変更がしたくても出来ないシチュエーションをどう作るのかは非常に興味深い。マーベルスタジオさんがどうやって観客に納得させるのか、ますます目が離せません。



P.S.
息子スカー!?!?
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