このレビューはネタバレを含みます
AoSマラソン完走!お疲れ様でした!!
シーズンを追うごとにMCUのタイムラインから逸れていった悲しいドラマシリーズ。フェーズ4発表時の「ワンダヴィジョンからが本当のMCUドラマシリーズです」には大きな悲しみを覚えたが、逆に半ば見捨てられたこのドラマシリーズに愛着が湧いてきて視聴を心待ちにしていた。
そんなファイナルシーズン、面白かったかと言われればうーんである。
勿論、単発では面白い部分はたくさんあった。しかしそれは全シーズン観てきた人(エージェントカーターも含め)へのご褒美というか、ファンサービスのようなものが多数を占めているからだ。実際、1話ごとに過去に遡り、昔の登場人物を登場させては次の時代へ行く、の繰り返し。
タイムトラベルしている理由も非常に受動的なのでシーズンを通した物語にはあまりのめり込めない、というかシーズンを通したテーマ性のようなものはないように感じた。
クライマックスに向かうにつれエンドゲーム味が増したのは偶然だろうか?
フィッツがやってることほぼスコット・ラングだったし、ONE YEAR LATERなんてモロ。そのあとのシーン構図もキャプテンのセラピーに酷似していた。
ただまぁ、終わりよければ全てよしじゃないけど、「フィッツシモンズ穏やかに過ごせますように」という願いが最後にみれてよかった。最後の近況報告会も良かった。
Netflix版はデアデビルの同キャストでの合流が決まったから、AoSにも可能性あると信じたい!!信じて待ちます!!