このレビューはネタバレを含みます
途中からマンダロリアンS3始まった!
MCU化しつつあるSWドラマシリーズ。色んな要素を組み合わせながらとても満足度の高い作品に仕上がっていた。そう感じた理由は主に3つ。
①ジョージルーカスへのリスペクト
マンダロリアンに引き続き丁寧な世界観の描写が心地よい。加えて西部劇や侍といった、ルーカスがSWシリーズ制作の上で参考にした要素が違和感なく組み込まれているのも作り手のリスペクトを感じて心地よかった。
②SWユニバースとしての面白さ
EP5に突如登場したマンドーには戸惑いながらも大興奮。S2でルークに奪われた主役としての眩い輝きを放ってくれた。
S1から一貫していると感じる「困ったらグローグーのフォース」という構成には何か意図がありそうなのでこの先も追っていきたい。
学校の建設現場の風景や大型ドロイデカなどファンであればニヤリとしてしまうシーンも多く、個人的にドラマシリーズに期待している「映画の補完」をしてくれていたのは嬉しかった。
長尺で喋るルークにはテクノロジーの進化の偉大さを感じた。
③作品単体としての面白さ
賞金稼ぎとしての矜持に葛藤する孤高の戦士に男心くすぐられたし、清濁併せ呑んだ末に仲間を得たのも納得感があった。
これまで関わってきたキャラクター達それぞれに見せ場があったEP7は作中一のお気に入り。最後はボバがタスケンに教わった技でキャドベインを倒したのも胸熱だった。