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ブラックリスト シーズン3のRISAのレビュー・感想・評価

ブラックリスト シーズン3(2015年製作のドラマ)
5.0
ー 殺さなければならない人を救ったことは?

タイトル通り“ブラックリスト”にある
極悪人たちやその事件を中心に
物語が展開されていくシーズン1から
リズの過去を深掘りし一段落したシーズン2。

そしてこのシーズン3では、
物語の展開がガラッと変わってきていて、、

まず本作の序盤からして、
一線を越えてしまった主人公リズの立場が
今までと全く違う訳で。
(リズの威勢の良さもみれなかったりね笑)
加えて物語の展開と同時に、
〇〇にもなるし〇〇してしまうし笑
彼女の変化がとにかく激しいシーズン。

少しネタバレになってしまうかもだけど、、



あのリズの体型も実際に撮影期間中、
妊娠していたみたいだから、
すごく物語にも説得力があって
とても良かったな〜と思ったし、
(加えて妊娠中にお芝居をやり通した
メーガンさんには感心してしまうな〜)

何より個人的に印象的だったのは、
19話“ケープメイ”のストーリー。

ここにきて初めて良い意味で
物語が立ち止まってしまう感じが。
あんなレディントンは初めてみたし、
あの彼女の存在も、、ね。

そこから一気に畳み掛けてくる
重要人物たちの登場とストーリー展開。
最終話を観たときは続きが気になって
シーズン4の1話も観てしまったよね笑
(これ、ブラックリストあるあるよね!)

ここまでくると
クーパー本部長率いるFBIチームも
レディントン率いるチームも
メンバー1人1人に愛着が湧いてしまうから
台詞の一言一言に共感と重みが増していて。

もともとレディントンの言葉には
耳を傾けずにはいられない
独特の魅了があるんだけど、、

普段は正義の為に信じ疑い守り戦う
タフなクーパー本部長の
垣間見える人間的な弱さとか
最高な技術者で頭もキレるアラムの
いつだって裏表のない優しさとか
レディントンを守り支え、
裏切り傷いたキャプランの選択とかね。

でも本作ではなによりも
常に進み続ける
タフでクールなレディントンが
活力を失い静かに佇んでいる姿には
なんとも切なくなってしまったな〜。

とはいえここからまた新たに
展開されていくシーズン4に期待!!
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