人生って、モラトリアムな時が実は1番楽しいのですよねー…何者かになってしまうとそうも言っていられない。毎日、毎時間、毎秒、決断を迫られ、締め切りがやってくる。やはりこのドラマの登場人物たちには、いろいろあるけど羨ましさが勝ってしまうな。
いいワインが引き出物に選ばれていたり、
グランドピアノやいい革のソファのある部屋に住んでいたり、女性も男性も普通に部屋でタバコを燻らせたり、
少しだけバブルの匂いが残っていますね。
登場人物の思考がそのまま行動に表れているあたり、ドラマとしてはわかりやすいけど実際はそう単純じゃないよねと感じました。
山口智子さん自体は好きですが、このドラマの設定は少し無理してる感じがしました。それに対し意外にもオレがオレがと出てこないもの静かな木村拓哉さんとのペアリングが、遠目では実に濃いですがストーリー的には似合っていたかもしれません。
物語は正直結局合わなくて途中で見るのをやめてしまいましたが、放送当時はこれ見てないとついていけないくらい周囲が盛り上がっていたのを覚えています。
