Miri

Fleabag フリーバッグ シーズン1のMiriのレビュー・感想・評価

Fleabag フリーバッグ シーズン1(2016年製作のドラマ)
4.5
『Killing Eve』をみてから、Pheobe Waller-Bridgeの他の作品を見てみたく鑑賞。
Very very complex female character!!
『Killing Eve』のS3の最終話でイヴのセリフの中で、”I think we all have monsters inside of us. It's just that most people manage to keep theirs hidden.”と言っていたように、そのモンスターを隠すことができない人たちを描くのが彼女はすごく得意なのかも知れないと感じた。また、それが多くの人の共感を得て、多くの人の心に響くんだなと感じた。
主人公のフリーバッグは”性”に関してかなりだらしなく、最初は痛々しくて見てられないくらいなのだが、だんだん思わない展開を見せ、いつの間にか見終わってしまい、とても面白く見れた。ブラック・コメディ満載で、人間臭さ満載という印象。また「第4の壁」を突破して画面が頻繁に切り替わる特殊な演出でテンポ感がとてもスピーディ。

”People make mistakes. That’s why they put rubbers at the end of pencils.”
見る人それぞれの人生を肯定してくれる勇気をもらえる作品だった気がする。
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