Miri

Fleabag フリーバッグ シーズン 2のMiriのレビュー・感想・評価

5.0
あっという間に見終わってしまった…
S1から1年後のFleabagが描かれたS2。特に印象的だったのがS1を打ち破ってきた「第4の壁」に気づく神父の姿。Fleabagは今まで自分の周りで起こっていることを、自分事ではなくあくまで客観的に捉えてきていたが、神父が現れることにより、そうではなくなってしまうというのがしっかり描かれているのが印象的だった。今まで出会った人とは全く違うというのがとてもわかりやすく演出されている。
最後のFleabagの手を振る演出が、もうS3はないんだという切なさを残しつつ、潔さとかっこよさを感じさせてくれる終わり方だった。
Ep.3のKristen Scott Thomasの”Women are born wigh pain built in”のスピーチには感激した。Phoebe Waller-Bridgeのブラックジョークやヒューモアの中に組み込まれた言葉巧みなメッセージ性に改めて感激する。
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