ハン・イェリ目当てで見始め、あっという間だった第一シリーズに続き、止まらなくなった2シーズン目。進むにつれ、描き込まれるテーマが重く、深刻になる。
正直、リアリティという観点では、こんな狭い集団の中でこれだけトラウマを抱えた女子が集結してるのも珍しいけど、ひとりひとりのキャラの描き込みがむちゃくちゃ深い。そこで浮かび上がってくるテーマが、DVだったり虐待だったり、格差や貧困、フェミニズムなどどれも現代的で、日本人なら難なく話に入り込んでいけるほど身近なのも良い。
ウンジェを演じた女優さんが第一シリーズからガラリと違うイメージの人なのにビックリするが、この子はこの子でバチっとしていて魅力的。恋愛沙汰であまりにも不安定になる感じがイライラしがちだけど。
やはりイェリ演じるジンミョンが好き。このシリーズでは念願の就職を果たし、ルックスもグッと大人っぽくなり、常にみんなを案じています。偉い。
新入りののっぽの彼女やイェウン、ジウォンのストーリーがそれぞれ凄く濃い。最後のジウォンの展開は正に予想外。ドラマならではのしつこさがクセになりそう。