とぅん

ケイゾクのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

ケイゾク(1999年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

当時は革新的な刑事ドラマだったに違いない。カルト作。
TRICK、SPECと続く、堤幸彦演出の男女バディものの先駆けか、ギャグとシリアスの織り交ぜがいい塩梅で素晴らしい。

終盤までは普通に事件を解決する内容だったけど、ラストにかけては、快楽殺人者・朝倉との対決にシフトしていく。
序盤の事件のトリックは、無理目なヤツが多いのはご愛敬なんだろうけど。
ケイゾクだけ観たら、朝倉が能力者なので、暗示とか唐突に出てくるのが賛否あるような気がするが、やっぱり彼ってスペックホルダーなんだろうか。

都会的で無機質な画に、あのメインテーマがかかるだけでカッコいい。
それに中谷美紀の「クロニック・ラブ」が主題歌で、やっぱりカッコいい。

SPECは野々村係長の漢っぷりが大好きなんだけど、ケイゾクはやっぱり真山がカッコ良すぎる。
渡部篤郎じゃなかったら、こうはならなかったと思わせるハマり役だな。
とぅん

とぅん