『ディア・エヴァン・ハンセン』
の映画化を知って、音楽を聴いて、
ベン・プラットをもっと知りたくなった。
"the Politician"
ミュージカルでは無い、
でもベン・プラットが劇中で歌うどの歌も凄く良い。
そして、音楽の乗せ方なのか、あえてなのか、時々台詞がラップのようにリズムに乗って聞こえる。聞こえる。
どこかに音楽を感じる。
スクールライフものであり、政治的であり、コメディであり、そして音楽がある。
アメリカの大統領になるという夢だけを持った高校生の、
高校の生徒会選挙がメインなのに、頭脳戦略の政治テイストは本格的で面白いし、
そこに偽病気詐欺やら加わって、この選挙どうなっちゃうの？と展開のテンポを落とさず、
そしてこの物語の全てを回収する最終回。
予想もしていなかった最終回が、ガンガン心に効いて、とにかく良かったし、心地良かった。好きだった。
展開の話としては、
5話に20分くらいの彼らとは違う高校生の回が挟まるのが面白くて、
平凡な高校生はそうで、どうせ何も変わらないと見向きもしない存在。あえて途中で一歩引いた立場で描き、政治への無関心を批判するのも刺激が強くて、驚かされた。
ファーストレディになるという夢を持ち、大統領を目指すペイトンを愛するアリスが、策士家でありながら、夢と愛の対象を想う気持ちが好きでした。
私の好きなキャラはアリスでしたね。
それから、リヴァー。
人の気持ちを感じやすい、感受性豊かな、スーパーマン似のリヴァー。ドリーミーな存在で愛おしかった。
グウィネス・バルトロウのママはもちろん好き。
超お金持ちがたくさん出てくるので、セットもファッションもみんなオシャレで、派手で、華やかなのも見どころ。
ルーシー・ボーイントンも、髪型も服も全て可愛い。
シングストリート、ボヘミアン・ラプソディと、彼女自身は歌わないけれど、音楽作品強いよね。
古い体制に挑むシーズン2も楽しみ。
しばらく経っても、
ここ最近観たドラマで1番良かったなって時々思ってます。
