ソルリちゃんインタビュー。
ソルリは「雪の中に咲く梨の花」、本名ジンリは「真実」。
この直前に観た「私の親友、アンネ・フランク」で考えていたこととふしぎにリンクした。私たちが誰かに対して、その人らしいと感じるものって、どこまでが幻想なんだろう。アンネやソルリのように、なにかのアイコンのような存在になってしまった相手なら、なおのこと。私は彼女たちのどれほどを、自分の勝手な想像や押し付けなしに見つめられるんだろう。
平野啓一郎さんの本にあった、悲しい最期だったからといって、それまでの生すべてをその死によって塗りつぶさないでほしい、ということを思い出した。
生きてる誰かのことも、今はもう生きていない誰かのことも、解釈しようとするな私。でも、忘れるな。考え続けるんだぞ私。