ねまる

教場のねまるのレビュー・感想・評価

教場(2020年製作のドラマ)
3.5
連続ドラマ版を観るために、SPドラマ版を鑑賞。
1.2合わせて10時間もあってびっくり。
その中では、2人ずつくらいに順番にスポットが当たっていく構成になっていたのは、たくさんの生徒の中で感情移入をしやすくて良かった。登場人物の名前を覚えるのも大変で、、、

警察官に向かない生徒を篩にかける場としての警察学校で、生徒たちが一生懸命頑張る学園ものとは、また違うテイストになっていた。

警察学校でそんな怖いこと起きる?というくらい、犯罪のオンパレードで、教官が悪意を持って、篩い落とすというより、異常者を見極めるので、頑張ってる人たちには光のある展開なのが安心した。
夢見る若者が、大人たちにパワハラされて、潰されていく話だったら観るのやめてた。

生徒役のキャストたちが豪華で、工藤阿須加、大島優子を中心としつつも、難しい役は林遣都、井之脇海らが抑えていたところもさすが。警察学校なので、年齢に幅があるのも演技力が保たれたポイントだったのかも。味方さんが、他のメイン生徒よりテレビでは知名度低めかと思いましたが、ラストに持って来れる実力。すごかったです。MVP。

5時間見守った生徒たちが、卒業していくのもグッとくるものがありますね。
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