MARVELシリーズのフェーズ4のスタートがドラマシリーズってどうなんだろうと思っていたら、毎話釘付けになった。
「そもそもMCUでシットコムって…」と一抹の不安さえ持っていたけど、そのシットコムさえ面白い。しかも話数が進むごとに50～60年代、70年代、80年代と画のルックが現代に近づくのは中々発明だったと思う。メイキング観たら、毎回客入れて撮っているし、セット、魔法の仕掛け、客席の椅子さえも各年代に合わせたとのこと。どうかしている撮り方だよ、MCU。
シットコムだけでなく、毎回不穏な伏線も散りばめられ、次のエピソードが待ち遠しかった。世界の姿が明らかになった4話、超サプライズの5話など特に中盤が度肝を抜かれた。そして、後半の展開もこれぞMCUだった。
MCUのフェーズ４の1作目でありながら、TVドラマというフォーマット自体を逆手に取った間違いなく傑作。マジでケヴィンファイギ先輩、天才過ぎですよ。一生ついていきます。
