おやすみ、また向こう岸でのドラマ情報・感想・評価

おやすみ、また向こう岸で2019年製作のドラマ)

公開日:2019年09月20日

製作国:

ジャンル:

4.1

あらすじ

「おやすみ、また向こう岸で」に投稿された感想・評価

律

律の感想・評価

3.8
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一瞬たりとも目が離せないまま25分がすぎた。
残り3分くらいで!?というシーンあり。

現実世界ではずっと存在していたけれど、ドラマの描写としてはあまりないポリアモリー(ウェブニュースで今作がポリアモリーに着想を得たと書いてあった)が描かれていたのも興味を引いた。
(もしかしたら、監督はアセクシャルも少し念頭に置いているのかもという気もした。)

静かな漫画作品を読んでいるような、不思議な作品だった。
ゆ

ゆの感想・評価

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すごく良かった!何だこれ…
つねに画面が美しくて、特にナツキがベランダ、カナコがソファで同じ方向を向きながら語り合うあのショット とてつもなく良かったな… たまにベランダのガラス窓にちらちら映る洋画、2人の間にあるサッシ…
学生時代に同級生だった女の子2人の再会、心の交流、そしてそこからのあの目まぐるしいまでの展開、とんでもなかったな 赤っぽい色調のベッドの中での「気持ち悪い」って台詞から湖での「気持ちいい」って台詞へとつながる場面転換、その直後に画面にうつされる白っぽい色調のベッドに横たわる3人… 良すぎ!
会話も良かった 性行為が嫌なのを「不誠実かもしれない」と表現するナツキ…
ほんとにすごかった 他の作品も見よう…
#サンクスシアター参加作品

傑作!!中盤の驚くべき(しかし当然の)展開にいたる女二人の会話、特に古川琴音が作り出す緊張感に痺れる。
終盤であのような展開があるならば、森のシーンの演者はもっと「変わってしまった」という何かが表情に張り付いていて欲しかった。


演出0.8
人間0.9
構成0.9
驚き0.9
趣味0.9


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象
小嶋貴之

小嶋貴之の感想・評価

3.9
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いつも山中監督の作品は画が強い。

山中監督の映画、ドラマは、他者に対しての想像を一切しない、子供の王国的な純粋培養が、世界観の強度を支えていて、この作品もそうだった。

このレビューはネタバレを含みます

台詞がいい。
ベランダから居間に戻ってきたところとか、おぉとなる。

古川がずっと前から好きだった描写がちょい弱いと思いつつ、
夢オチでもオイッ(怒)とならないのはすごい。

ただ、良くも悪くもサラッと上手くて棘が残らない印象あり。(まぁ尺がアレよね)
大人女子向けの上手い短編漫画を読んだ感じと似ていた。
tetsu

tetsuの感想・評価

4.5
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監督の新作短編『魚座どうし』鑑賞後、過去作が気になり、ネットで探しだして、視聴。

偶然、学生時代の友人・カナコと再会したナツキ。
恋人のヒロキと同棲するナツキだったが、カナコとの再会が思わぬ事態を引き起こすことに...。

すさまじい傑作。
正直、監督の作品で、一番、好きでした...。

高校時代は、あまり親しくなかった女友達との再会で、思わぬ友情が芽生える序盤、しかし、そこから、想像もつかない意外な展開。

わずか30分にも満たないドラマというのに、ここまで、心が掻き乱されるとは思いませんでした...。

それにしても、やはり主演二人が素晴らしすぎる。
どハマリした『架空OL日記』で、独特な存在感を放っていた三浦透子さんと、オムニバス映画『蒲田前奏曲』で一際輝いていた古川琴音さん。
個人的に、とてつもなく嬉しいキャスティングでもあったのですが、この二人の演技は、間違いなく他の役者には真似できない...。

ただでさえ、それだけで魅力的なのに、そんな二人の関係性が軸になっていくわけですから、もう、中盤以降の会話シーンは尊さが極まって、本当に心地よかったです...。

「気持ち悪い」から「気持ち良い」へとセリフが変わる場面転換の秀逸さとか、演出面も技巧的すぎて、ただ、ただ、圧倒されてしまいましたし...。

男女3人の不思議な関係性を描き、終始、目が離せないだけでなく、「人を愛すること」の本質を、とてつもない表現でえぐりとった、えげつない大傑作でした。
mahrrs

mahrrsの感想・評価

3.3
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不穏さと瑞々しさがとてもよかった
ラストの崎山さんの音楽で
なんかカタルシス!
また見たいなー
Mypage

Mypageの感想・評価

4.5
0

このレビューはネタバレを含みます

映画

再見。

ある問題を抱えるカップルとそこにあらわれた刺客の三角関係、という構図からこの映画はスタートする。そのような関係から予測される略奪愛的な展開、裏切り・騙し合いというギミックへのサインを、会話の節々や目線のやり取りのなかであっさりと踏襲しつつも、それを軽々と裏切り、物語は予期せぬ方向へドライブしていく。
カナコの”片想い”という強い感情がきっかけとなってストーリーが進行していくなかで、僕ははじめそこに乗っかって作品に入っていった。
「ヒロキさんとの二人の問題にはなるべく口を出さないようにするけど、私だってナツキちゃんの恋人になりたいよ。......ヒロキさん、信じてないから私のこと嫉妬しないって言ってたけど、私の方が嫉妬して、殺しちゃうかも。そしたら二人っきりだね」
つまり、カナコがナツキに抱く”愛情からくる独占欲”をおさえながらナツキと関係性を深めていく、というアプローチに、である。片想いのこのやるせないツラさが作品として昇華されていることに、観客にとってはある種の浄化機能がある。
カナコは自分がナツキと同性であることによるヒロキのミスリードを利用してナツキに近づいていく。3人の間に既往の恋愛ドラマにはない特殊な条件が課されることによって、異様なテンポで話が進んでいく。屋上で別れ話を切り出した直後には、食卓で同居が提案され、その次のシーンではカナコは荷物を持って二人の家を訪れる。有無を言わせぬ壮大なジャンプカット。リアルベースで進行していくドラマと見せかけて、やはりこれは『あみこ』の監督でもある山中瑶子の「映画」なのだと思わせられる。
帰宅して寝室に向かうヒロキは、サスペンス映画の猟奇殺人犯さながらの不穏なシルエットによって表現される。こんな人物の捉え方は、普通テレビドラマでは滅多にされない。台詞や動きではなく、画面で説明する。冒頭のカナコとヒロキの意味ありげな目配せを思い出す。「カナコがヒロキを狙っている」という暗示にも思われたそのシーンの印象がここで180度転換される。
しかし、そのような仕掛けだけでは「映画」は「映画」たり得ない。山中瑶子の作家性はそのあとのクライマックスへ向けたシークエンスに余すことなく発揮される。このひねくれた監督が、”侵入する”側である男性性としてのヒロキを「悪」として描き、新しい「愛」のあり方を提示する、みたいなわかりやすい結末に落ち着くはずがない。
ヒロキの反倫理的な行為に対しては「気持ちわるい」の一言であっさりと片付け、その次の「気持ちい〜」に当然のようにジャンプしていく。ナツキの戸惑う表情にかろうじて整合性が保たれる。
kohei

koheiの感想・評価

4.3
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歩道橋、ベランダ、家、ベッド、車、池。20数分のドラマでここまで「境界」がいい感じに出てきたのはすごみしかない。
バ

バの感想・評価

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あ〜多分あたし山中監督に恋しちゃった まだ『あみこ』は観られていませんがもうてんことこれ観た時点でどっちもすげー好みだから「好き」認定です!!!

山中監督の作品は、ヒトの内面の生々しい部分や、それらに対し感じてたもやもやを表現してくれている気がする
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