ながら視聴できる緩めなお正月時代劇。20年前の幸四郎がちょっとだらしない雰囲気の魅力ある坂本龍馬を演じており、幸四郎目当てなら悪くないドラマ。自分は高知旅行の準備として、ずば抜けた人気を誇る高知の偉人をざっくり知りたくて観たので、幸四郎がよかったです。としか言えない。一番の不満ポイントは、なぜ人々が坂本龍馬の言動を尊重するのかよくわからなかったところ。なぜ脱藩した一浪士がそこまで重要視されるのか。そこは一般教養だから観る前にわかっておけということなのかもしれない。あるいは、司馬遼太郎の「史実に基づく」小説をさらに改変しているお正月ドラマに対して的外れな要求をしているのかもしれない。それにしてもモテすぎじゃないですかね龍馬。
内山理名が若過ぎてミスキャストだったのが残念。寺田屋の女将の若村麻由美が圧倒的にいい女なせいで中学生に見える内山理名に惚れるって、坂本龍馬がロリコンみたいでちょっとね。