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ジェイコブを守るためのMIDORIのレビュー・感想・評価

ジェイコブを守るため(2020年製作のドラマ)
3.5
話数も長さもちょうどよくて、一度見始めたら止まりませんでした。話も面白かったです。

クリス・エヴァンス目的で見ることにしましたが、「ダウントンアビー」のミシェル・ドッカリーがクリス・エヴァンス演じるアンディの妻ローリーを演じていて、とても豪華な配役でした。

あらすじとしては、マサチューセッツの検事補をしているアンディには14歳の息子ジェイコブがいますが、通学している学校の同級生の遺体が公園で発見されます。当初はアンディが事件を担当していましたが、ジェイコブの犯行を示唆する状況証拠が発見されたことで、アンディは担当を降りて、妻ローリーとともに息子の無実を証明するために奔走するストーリーです。

私がローリーだったら、やっぱり耐えらないなと思います。嘘に嘘を塗り重ねることや、バーバー家の男家族が真実の箱に鍵をして自分だけが知らない状況がたくさんあるなど、長い間騙されたという気持ちになっても仕方ないです。現実が見えていたのはローリーだけで、アンディも真実から目を瞑っていたなと。ローリーが精神分析医のヴォーゲル先生にこれまでジェイコブにあった危険な出来事を話している時もアンディは子供だからだよと言っているだけで、危険因子に全く気付いていない様子。アンディだけは全て知っていたはずなのに。

チョイ役でしたが、J.K.シモンズの存在感が強かったです。私がJ.K.シモンズを初めて知ったのは「クローザー」だったので、コミカルな役を演じている印象が強い俳優さんでしたが、「OZ」のシリンガーや「セッション」のフレッチャー役を見て、狂気的な役のときこそ輝く人なんだなと思い、今回のサイコな役もJ.K.シモンズが配役されたのはピッタリだったと思いました。

どうでもいい話ですが、髭生やしたクリス・エヴァンスは見た目がほぼベン・アフレックだなと。最初はクリス・エヴァンスとして見ていたのに、段々ベン・アフレックにしか見えなくなってきましたw
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