カルピス

ファウンデーション シーズン1のカルピスのレビュー・感想・評価

3.5
アイザック・アシモフさんと言えば、ロボット三原則が有名だけど、こんなに壮大な大河ドラマの様なSF作品も作っていたとは…
本当に凄い人だ…

そして、その壮大な作品をドラマ化して、凄いクオリティーで見せてくれる製作側も凄い!
観て思ったのは、CGのクオリティーが近年の「デューン 砂の惑星」と同じぐらい実在感を感じさせる質感があるCGになってるのが凄い。
帝国がある惑星を含めての作り込みと、狭く感じさせない絵作りが半端ない。

物語も重厚で、滅びを数学で予言された帝国。
ファウンデーションとゆう計画が様々な運命を動かして行く展開は、先がどうなるのか読めない壮大な物語になってますね。

帝国の皇帝であるりー・ペイスさんがかっこいいし、「ホビットの冒険」のスランドゥイル同様に皮肉や残酷さも備えた役で、本当に合ったキャスティング。
この皇帝の設定も面白く、1代目の皇帝のDNAから作られたクローンで何世代も続いてるのがユニーク。
ドーン、デイ、ダスクと世代の違う3人の皇帝で国を治めてる特殊な感じ。

本腰を入れて本格SFドラマが観たい人にはオススメな作品ですね。
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