西田千夏

35歳の少女の西田千夏のレビュー・感想・評価

35歳の少女(2020年製作のドラマ)
3.9
三文小説(主題歌)がめちゃくちゃ好き!
配信されてから即Apple Musicでダウンロード!!

柴崎コウさんが演じた
見た目は35歳だけど10歳のままで時が
止まっているという複雑な役どころ。

柴崎コウさんは、
LINE NEWSによると、特に何も気にしず演じたそうです。
凄い…。

内容としては、ちょっと、重ためな内容に
加えて、ちょっと訳ありな家族や、
会社事情などが入ってきて、
それらの面もマイナス的な内容が結構多く、
とても明るい気分になれる作品ではないが、
望美が10歳の少女として今の世界を見て
思ったことを言ったり、
自分の初恋相手である結人くんと一緒に
過ごしたりする時間は見てて楽しくなりました!

前半は、テンポよく行き、内容にも
結構伏線があったりしたけど、
結人くんと別れてからの展開にはツッコミ所が多く、「え?」となる良く理解出来ない部分があった。

あんなに心閉ざし続けたのに、
急にいつも通りの望美に戻ったり、
ずっと父親の存在を避け続けていた
今村加奈は、急に我に返って何事も無かったかのように普通に接してるし、
人間関係の伏線とか登場人物の態度とか
行動が唐突に変わったり、急に変わる展開には着いていけなかった。

また、達也と今村進次が一緒に競馬を
見に行くシーンで、
周りに居たお客さん(?)も、
恐らくエキストラだと思うが、
エキストラ感というか「演技やってます」感があって、
2人のやり取りよりもそっちが気になってしまった。

エキストラの皆さんが、同じような表情と
リアクションをし過ぎてる。

8話では、「私たちはサヨナラを言うために出会ったんじゃない」と言う望美の台詞。
『陽はまた昇る』という作品での名言!

主題歌の入り方とか、
終わり方が結構良かった!
三文小説が入る度、毎回鳥肌が立つ!