mirei

ゴースト/ニューヨークの幻のmireiのレビュー・感想・評価

3.9
(あらすじ混じっています。)

新年明けましておめでとうございます。
今年一発目の作品はゴースト。
昨年は映画は見つつもフィルマークへの投稿が
おざなりになってきたので 少しずつ稼働していきたいです。

よろしくお願いします。

さて、ゴースト。かなり有名な作品であり
よくパロディにされるバックハグ陶芸教室。

かなり早い段階で彼がこの世の人間で無くなる。
ただの通り魔的な問題で片付けてしまうと
この作品は始まらない。
彼の死は彼女の死への危険と繋がっていた。

それを阻止するために、真実を暴きながら
彼は彼女を守るのに奮闘する。
ひょんな事にかなり大きい問題に巻き込まれた
愛着の湧く霊媒師と共に。

互いに強く深く愛し合っていたのに、
恥ずかしくて言えなかった「愛してる」
それを言わずに最期が訪れるなんて
誰も思わないし、願っていない。

でも実現してしまう可能性は誰にだってある。
だから、愛しているなら愛していると
感謝しているのならありがとうと。

仲直りしたいのなら、ごめんねと
その時その瞬間言わなければならない。

改めてその事に気付かされ、考えさせられた。
本年をどう過ごすべきか何となくわかった気がした。

作品を注意深く見ると、登場人物の会話の中や行動に
話の展開が分かる鍵があることに気づく。

これから見る人は是非そこに注目して欲しい。
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