ペコちゃん

アイランドのペコちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

アイランド(2005年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これまたビックリな設定。
富裕層の人間たちに臓器提供するために作られたクローン人間。手首には製造番号が記されている。

彼ら、彼女らは製品として良好な状態で管理、出荷されるのを待つ。人工培養液の中で人間として成長、完成するまでの間に意図的に作られた記憶を植え付けられる。その記憶というのは、外の世界は大気汚染されているため、安全なこの施設の中で避難生活を送っているという嘘の記憶。

定期的に行われる抽選会。当選した者は、汚染のない美しい南国に移住することができると言われているが、向かう先は、手術台。契約者へ臓器提供される時がきた。つまりは殺されることを意味する。

リンカーンは、早々にこの陰謀に氣づき、危機が迫ったジョーダンを助け2人で逃亡する。ハラハラドキドキのアクションが続き見応え十分なんだけれどちょっと長すぎた印象。途中でお腹いっぱいになった。

でも最後まで目が離せなかった。生き延びたリンカーンは、施設にいる仲間たちを助けにいくという勇敢な決断をする。ハラハラドキドキのアクションが続き最後2人は無事、仲間たちを救い出して施設を破壊して一件落着する。よかった、よかった。

序盤でリンカーンの夢の中にジョーダンが現れてこれから起こる出来事を予兆していたという流れがロマンチックでよかったな。