ペコちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ペコちゃん

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アイランド(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これまたビックリな設定。
富裕層の人間たちに臓器提供するために作られたクローン人間。手首には製造番号が記されている。

彼ら、彼女らは製品として良好な状態で管理、出荷されるのを待つ。人工培養液の中で人
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パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

3.2

人間の寿命を売買するというテーマに興味が湧いた。家のローンの代わりに40年分の寿命を差し出さざるを得ない状況に追い込まれた絶望感。1日にしてすっかり年老いた自分の姿。とても信じられないし、信じたくない>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.3

ネットフリックスのあらすじを読んで面白そうだと思い鑑賞しました。

とても面白かったです。
鑑賞後、氣になった場面をもう一度観返しました。

哀しく記憶に残るシーンです。
なにも知らないままベッドに寝
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

美しく平和な世界と暴力と性に支配された世界が対照的。

嫌な予感…蛇口から今にも吹き出しそうな水。ねじれたホースが引っ張られる、何が起こるのかと思っていると、突然倒れるジェフリーの父。大量の昆虫が暗い
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ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

5.0

2019年12月23日に東京ドームで行われた嵐のアニバーサリーツアー5X20ツアーを収めたライブ映画です。2年前のライブを嵐が活動を休止した1年後に映画として観るというのは感慨深いものがありました。>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

3.7

本番行為が含まれるような映画は、今ではとても考えられないだろう。大胆な性描写が満載だった。検閲を恐れて未編集のフィルムをフランスに送って編集し日本で逆輸入して上映するに至った作品とのこと。阿部定事件を>>続きを読む

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.8

永遠の命を得るために機械人間になりますか?
生身の人間として限りある命をまっとうしますか?

松本零士さんは、現在の世界情勢を透視していたのでしょうか?

コロナの重症化を防ぐためにワクチン接種が進め
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

切ない映画だった。
ファミレスでかつての2人を思い出させるカップル。あの日の自分達はどこにいってしまったのだろう。絹の涙がこたえた。。。

友達から恋人に切り替わる時の告白、手に触れる、キスをする。あ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

久しぶりの映画鑑賞!

クリストファー・ノーラン監督と言えば「インセプション」が非常に印象に残っている。夢の中に潜入してという設定がわたしの好奇心を刺激した。

今回の「テネット」は時間が逆行するとい
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.3

コメディ作品。
笑いあり、涙あり、伝わってくるメッセージにジーンときた。

あぁ、大人の世界ってどうしてこんなにややこしいのかしら!子どもの頃ってもっと単純だったのに。好きなものは好き。嫌いなものは嫌
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天気の子(2019年製作の映画)

4.3

あの人にもう一度会いたいんだ!
書店で流れてきた台詞に再び涙がこみ上げてきた。

大人になれよと諭す大人。
大人は優先順位を間違える。

もう一度あの人に会いたい。
大人達の手をふりほどいて突っ走って
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体温(2011年製作の映画)

1.5

イブキを大切に慈しみ毎日を大事に過ごしている感じはとてもよかった。たとえ人形だったとしてもそこに意識が宿るのではないかと思うぐら一緒に暮らすことの意味がこちらにも伝わってくるような始まりで引き込まれて>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.5

パワフルな映画だった。
何度も涙した。

ふざけた二人組で最初眠くなってしまったけれど、そんなにいい加減な人達じゃなかったんだな…。

人間の魅力は温かさだなあ。と二人を見て再確認した。

人生って本
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マリッジリング(2007年製作の映画)

2.5

つまらない映画だった。

渡辺淳一といえば性愛を描く小説が印象的だけれど、主題がそこにあるわけでもなく(そうであったならばもっとディープに描いて欲しかった)

なんだかなあ…

中途半端で浅い印象しか
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

いい映画だった。
ベンの人としての在り方が一番印象に残った。自分のルールを持ちながら他人に対して思いやりを持って接する。素敵だなあと思った。

若者に対しては対等にありのままの自分で接し、ベッキーを励
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

映画を観終わった後に「脳、仮想現実」で検索をかけてヒットした記事をひとつ、ふたつ読んでみた。以前、テレビ番組「やりすぎ伝説」で語られていた話、将来は肉体を持たずに意識だけで生きることを選択する人々が出>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

TSUTAYAのおすすめコーナー棚に並んでいた。確か人気のある映画だったなと思い出してレンタル。

独特な世界観だった。
彼女と出会うことで始まるストーリー。
良かったのか、悪かったのか…
しかし、出
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アナザー プラネット(2011年製作の映画)

4.3

もうひとつの地球ということで、DVDパッケージ裏のあらすじを読んでアドベンチャー的な展開を予想していたらまったく異なる内容で、こういう映画だったのかと、、、。

罪、許し、償い、再生がテーマだったよう
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ぼくの美しい人だから(1990年製作の映画)

4.3

どんな展開が待ち受けているのだろうと思いきや、セックスから始まる関係。

亡くなった奥さんの幻をみながら、マックスはノーラに抱かれてゆく。あの場面は、情緒的で美しかった。

あなたはこうする必要があっ
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.3

主人公の16歳とは思えない理路整然さ。
大人顔負けの説得力のある発言。
自分の考えをきちんと持っていて相手に伝えることができるって素敵なことだと思った。見ていて気持ちよかった。

狭い世界から解き放た
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.8

印象に残る映画だった。
観た後に考えさせられた。

愛する人と理解し合う事は、自分自身に正直に生きること。そうでなければ、その関係はいつか破綻すると思った。

一番印象に残ったのは、エマが半狂乱になり
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.7

重厚な映画だった。
一件落着、解決してよかった。
これで映画は終わるのだろうと思いきや、話は続いていった。普通の映画とは、ちょっと違うなという印象を持った。

アンジェリーナ・ジョリーが主演しているこ
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ブロークン・イングリッシュ(2007年製作の映画)

3.5

うーむ、なぜこの映画を観ようと思ったのか自分でも不思議だ。いつか観たい映画としてリストに入れていた作品だけれど、感想としてはあまり心に響いてこなかった。

誰とでも簡単に寝るんだ…
気が合う、楽しい、
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

寝る前に観る映画ではなかった。
心がざわざわして不安な気持ちになった。見てはいけないものを見てしまったような感じ。

父親の目的って何だったのだろう…
専制君主的な気持ち良さを味わっていたかっただけ…
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.3

深夜1時からの映画鑑賞。

近未来的な設定、閉鎖された空間で出会った男女の運命的な物語、面白かった。

宇宙船の中でひとりだけ冬眠から目覚めてしまったジム。あと90年もしないと目的地に着かないなんて途
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蘭の女(1990年製作の映画)

4.3

エロティックで妖しく魅惑的なストーリーだった。肉体目当てなのだろう…。と思いきや意外な展開に。ラブストーリーというジャンルの映画であったことが最後には腑に落ちた。

陰があってミステリアスに見えるのは
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

4.3

実話に基づいて作られた映画。
同様の事件がアメリカ30の州で70件も起きたそうだ。

オレオレ詐欺が流行っている昨今、他人事とは思えないような内容で非常に恐ろしく感じた。

警察だと名乗る男から突然、
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エレジー(2008年製作の映画)

4.3

感情を静かに味わうような大人の恋愛映画だった。

人を愛するって難しい…。

愛されることに慣れている人は、愛することにも積極的なような気がする。コンスエラをみていてそう思った。一方愛されることに慣れ
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リピーテッド(2014年製作の映画)

4.2

謎めいたストーリーで引き込まれた。
毎朝かかってくる心理セラピストからの電話。
昨夜残した自分の映像…。

少しずつ明らかになっていく事実。

マイクって誰だ!?

一緒に暮らしていた人は夫じゃなかっ
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リベンジ・トラップ/美しすぎる罠(2015年製作の映画)

3.5

じわじわと彼女の恐ろしさが伝わってくる…。潔癖症の薄気味悪さが後半になるにつれて増していく。

手術専門の看護師を目指していること、飲食店で食べ物をつまらせた客の喉を切り裂いて呼吸ができるように手際よ
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.2

孤独な魂…。
両親がケンカをせずに彼らをそのまま愛し受け入れてくれたら彼の生き方は変わっていたのだろうか。

人生とは不思議だ。
巡り合わせ…

母親や妹、父親を彷彿させるような人々との出会い。

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美しき虜(1998年製作の映画)

3.5

変態チックなおじさんとの愛憎劇かと思ってみたら…そうでもなくて、あらっ、こういう映画だったのね。という感じ…。

確かに虜になってしまう美しさ…
監督も、変態チックなお偉いさんも、捕らわれたサーカス団
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.2

以前に観たことを忘れていて、2度目の鑑賞。

こんな風に愛し愛される関係を人との間に築けること、それこそ生きている意味だと最近よく思う。そういう現実をわたしも生きたい。

最後の再会シーンはグッときた
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

4.0

少し前に観た映画。
観た直後はものすごく感情が動かされた。

しんちゃんと葵の交際が始まってからの映像を観ながらずっと泣いていた。幸せな二人をみていたらなんか感動した。

幸福の条件(1993年製作の映画)

4.3

数年ぶりに観返した映画。
そうかぁ、こういう内容だったのかと新鮮な気持ちになった。途中やきもきさせられたけれど、二人の男性、両者ともに純愛だったのだなぁ…。と思うと後味が良かった。

最後、夫妻がたど
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

4.2

「フリーパス鑑賞」

「街を自転車で走るなんてロマンチックよね」最初のシーンからこの夫婦の噛み合わなさが感じられて苦笑い。息絶え絶えな旦那さん。奥さんが想うロマンチックとは程遠い…(笑)

メイドだっ
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