コードネーム U.N.C.L.E.鑑賞前のガイ・リッチー予習①
今までガイ・リッチー作品は「シャーロック・ホームズ」しか観てなかったことに我ながら、こりゃいかん!!と思い、コードアンクルを観る前にお勉強。
Filmarksでガイ・リッチーといえば、何といってもがいさんだろう。
ということで、がいさんのレビューを改めて読ませて頂いて、3本のガイ・リッチー作品を選んでレンタル。
まずはガイ・リッチー出世作の今作。
これが長編映画初監督というから凄い。
脚本もガイ・リッチー。
これがまた緻密で面白い。
ネタバレさせたくないので、ストーリーについては書かないけど、とにかくそのセンスは素晴らしい。
パズルのような話が展開していくが、そのピースのはめ方が良いため、決して解り難くはないと思う。
感想を短く纏めるなら、斬新でスタイリッシュ、そしてクールだ。
うん、好きだなぁ、こういうの…
(それにしても、使い古された表現しかできない私は決して斬新にはなれないなぁ…)
ロックバンドのデビューアルバムのような「やってやったぜ!!」感が伝わってくる。
初めてタランティーノの「レザボア・ドッグス」を観たときに近い感覚だった。
そういえば台詞のセンスもタランティーノのようにオシャレだったなぁ。
私的には何回観ても面白い映画になりそうだ。
ジェイソン・ステイサムの若い頃が観られて楽しい(^o^)
回収屋の親子のキャラが好きだなぁ…
あと、チャンネルを譲らない奴もいいキャラだし、登場人物がやたら多いのだが、いらないキャラがいないという計算された人物配置が素晴らしい。
点数は他の作品を観て比較してしまうだろうから、あくまで相対的なものであって、絶対的には文句をつけるところはない。
敢えて言うとすれば、ちょっとセピア調の色使いが私には合わないかも…(@_@;)
でもフィルムの粒子が感じられるザラザラ感は好きです(^-^)
とにかくまずは傑作からスタートできたぞ!!
次は「スナッチ」!!