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ザ・ガーディアンのblacknessfallのレビュー・感想・評価

ザ・ガーディアン(2021年製作の映画)
1.0
Robert Bronzi Is Baaaaaーーーーーck💥💥💨

チャールズ・ブロンソン激似のルックを発掘されブロンソンと彼の代表作『狼をさらば』オマージュ作『野獣処刑人 ブロンソン』で激ブロンソン似をスクリーンに刻み世界のブロンソン・ヘッズを狂喜させたブロンジーさんのご帰還だぜ😬

2作目が作られてたとか知らなかったよ。
前作でおおよそのことはやり尽くしたし、みんな「ブロンジーさん、似てる!ブロってるぅ」🤩😍て満足したんだよ。我々ブロ・ヘッズ達は。
確かに『野獣処刑人 ブロンソン』を映画館で観れたのは掛け替えのないメモリーで、レビューにもまた観たいとは書いたけど、あれはもうないであろうという切なさと奇蹟を目の当たりにした余韻からなんだ。それに奥底で分かってた。次はそんなに楽しめないだろうと…

とは言え知ってしまった以上観るよな。その先に絶望しかないとわかっていたとしても。それがブロンソン好きの道、ブロンソン・ヘッズ・ウェイ、即ちブロ道だ😤

と、いつも以上にどうでもいい前置きが長くなってしまうのは本作、予想以上に酷い上に突き抜けたピックできるファニーさもないから、何を書けばいいか迷いながら書いてるうちにこんな感じになってしまってる。

本作のブロンジーさんは庭師。あるブルジョア家庭の豪邸の庭園のケアを任されてる。
そこに強盗達が侵入しこの家族を守るため庭師だが実は強い軍人だったブロンジーさんが強盗達を撃退。その前後でリッチに見える裏で金詰まりで不和になってた親夫婦の仲と溝ができてしまった親子関係をブロンジーさんの器量の大きさと優しい心で修復する。
強く内面も深い超いい人、要するにセガール(プーチンの犬に成り下がったクソ野郎)の沈黙シリーズのみたいな予定調和の聖人タフ・ガイ・アクション映画なんだよ。
やっつけでありきたりな脚本、ダルい展開、そして悪逆無道だけどあっさり殺られる悪役達、全てが沈黙シリーズを想起させる、、セガール(偽りのリベラル詐欺師)がやっても何の違和感もない。特にブロンジーさんの鈍重で不器用な省エネアクションはもう2000年代中盤以降のセガール(セクハラブタ野郎©️シャーリーズ・セロン)そのものだった笑

なので、ヤツのメッセージを信じ裏切られたアンチ・セガールの最右翼と化したおれとしては単につまらないだけじゃなくて苦い思いが時々込み上げてくるツラい映画だった。謎にブロンジーさんヴィーガン設定になってるし、そこもリベラル・メッセージを入れ込む沈黙シリーズ的で、、

でも、そんな個人的事情を抜いても、これは酷いよ。前作はブロンジーさんをいかにブロンソンに見せるかに細心の注意を払い撮っていて、中にはあまりのブロンジーさんのブロンソンっぷりに感嘆するショットがあった。
本作にはそういう志が一切感じなかった。だから、ブロンジーさんがあんまブロンソンっぽく見えない。これは致命的だよ。
大工やスタントマンの経歴を持つブロンジーさんはブロンソンのように筋肉質なんだけど、ブロンソンがどちらかと言うとシャープな細マッチョなのに対してブロンジーさんはガチムチ系。この違いに気づかせてしまうように撮ってるのが、本作のブロンソン・スピリッツの無さをよく表している。嘗めんな😡
あと、ブロンジーさんスタントマンをやってたとは思えないほど動きが鈍い、脚運びもがに股でドタバタしてる。これは前作でも明らかになってたので少しは修正してほしかった。

まあ、こんなところか。それと、ハードコア・パンクスのフォロワーさんもいるので、ブロンソンをその名に冠したファスト・コア/パワー・バイオレンスバンド Charles Bronson と共にパワー・バイオレンス・ムーブメントの一角を担った HELLNATION の元メンバーが結成したBrody's militaがかっこいい爆走ロッキンなパワーバイオレンスだということをお知らせしておく。パワーバイオレンス好きは聴いてくれよな😬👂️💨あ、パワーバイオレンスと言えば来月、suppressionが来日すんだよな。90年代から生き残るバージニアのパワーバイオレンス・レジェンドだよ。ハーシュノイズを聴くしたイカれたショートチューンの名手だ。行くか迷うな。絶賛してるけど今はそういう気分じゃねぇんだよな🙄
話を(バンドの方の)ブロンソンに戻して終ろう。あの頃、俳優の名前つけるパワーバイオレンスやグラインドコア多かったけど何でだろう?シシー・スペイセクなんてのもいたよな笑
これについて分かる方いたら教えておくれ😘
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