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プレデター:ザ・プレイのTRBのレビュー・感想・評価

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)
3.5
悪くなかった

まぁオモシロイ出来だった

ただプレデターの魅力が引き出せたかって言う点では疑問が残る


300年ほど前

初めて地球へ降り立ったプレデター

アメリカ大陸に住むネイティブの女性

周囲に認められる為、狩りに出るうちに最強の捕食者と対峙する


シナリオ自体はとてもシンプル

コマンチ族のテリトリーにプレデターが襲来し、銃火器を使う白人との三つ巴

わかりやすくシンプルなシナリオは、初代のプレデターを彷彿とさせたが

生っぽさが足りない

コレを言いだしたらどうしようもないのかもしれないけど

CGの多様でリアルな質感が足りない

暑い季節の設定はドコヘいったの?

相手の土俵に立って制圧するプレデターのスタイル

熊には素手で、ナゼに人間にはそんなに武器多用する?

チート過ぎて勝負ならんやろ

プレデターの1、2は、まだ彼らなりの美学があった
その上で人間と対峙し、狩っていく様が魅力だったけど

以降の設定ではそれが損なわれている

それが引き続いてたのが残念

でも、今回は主人公になかなかの魅力がある

非力さを知力でカバーし、思考することにより局面を打破する
しかも、魅力的

この点においては評価に値する

それでもやっぱりウィットに欠ける

常に緊張感があり、他から見下された状況下を脱しようとする緊迫感

そこに笑いのいっぺんもない

初期の頃はキャラそれぞれを見せる上で皮肉を込めた笑いのポイントがあった

それがあるからこそ、キャラに感情がこもり蹴散らされていく場面に非常さを感じたが

そこまでの奥行きはかんじなかった

コレは近年のシナリオ全体に言えるけど

ストーリー性を重視し過ぎた上で、説明が過多になりキャラが置き去りにされる

敵のキャラに重きを置くのはイイけど、見えそうで見えない塩梅がパンチラと一緒で1番そそる

だから脇のキャラが輝くってのがあるけど

昨今は全部キレイに見せようとし過ぎ

プレデターもダメージあっても怯まない超人みたいに描き過ぎ

元はもっと痛がってたと思うけど、スーパープレデターとかワケわからんキャラ出したからブレまくっとる

改めて1観たけど、やっぱりこの生っぽさ

リアルジャングル
特殊メイク、コレありきで作って欲しかった

でもフリントロックにはテンション上がるよね

完全に続編あるやない
期待はしておるよ!

過去の名作
こすられすぎると
色褪せる

面白かったけど名作に挑戦するにはまだ役不足、ただ続編には期待を寄せられる作品。

CGに金をかけるなら、特殊メイクをもう一度見直してほしい

古いタイプの人間には、そっちの方がわかりやすい

いつかプレデターと闘いたい

そんなコトを子供の時からずっと思っていた

この一年
諸事情により生活が変わり、運動も再開したら

17kgも痩せた

オジサンなのに、10代の時みたいな身体になった

驚き

今ならプレデターとも闘えるかもしれない

やってやるぜ!
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