実在のニューヨーク・マフィアのドン
ジョン・ゴッティの半生
実話として観るとまぁ面白いが
映画のシナリオとしては散漫で内容が薄い
ガンビーノ一家の構成員として働くジョン・ゴッティ
ドンへの不信感や、息子の育て方
仲間との繋がりや組織としてのケジメ
ドンとしての働きと服役後の生活を描く
構成員から親殺し、刑務所の後半生など、この尺でやるには短すぎる
なので盛り上がる前に次のシーンに行ってしまい、結果薄い内容になってる感じが強い
アル・カポネぐらい有名なマフィアなのに、その魅力がほとんどと言ってイイぐらい出ていなかった
トラボルタのゴッティは貫禄もあって良かったけど
まぁそれぐらいかな
時系列が変、と言うかなんか観にくい
だからストーリーが頭に入ってきずらい
そもそもどう言う人物か、予備知識ない人だとさっぱりわからないと思う
成り上がりをドラマチックに見せるのか
その人柄をコミカルに見せるのか
組織犯罪としてスリリングに見せるのか
まず魅せたい部分の捉え方からシナリオ練り直した方がいい
せっかくのキャラクターを全然活かすことが出来ていない作品。
スーツはブリオーニか?
ブリオーニなのか?
あまりにも内容薄くて
2回目の鑑賞だってしばらく気付かなかった