● 賛否分かれるAdoの起用
● 原作読者も納得のサービスシーン
● 仕掛けを含めたエンタメとして満足
ワノ国中盤から原作に復帰し、久々にワンピース映画を見たがチャレンジングなAdo起用は個人的にはアリ！
正直、否があるのも多いに理解できる。そもそも漫画ファンの多くはその世界観を愛しているのだから、現実世界の売れっ子歌手を登場させるのはメタ的に見ても歓迎しない人はいるだろう。
たが世界一とも言える漫画がここまで挑戦的な構造にして、興業的にも成功を収めるそのスタンスが素晴らしいのではないかと思う。既存のものを作り続ければ進化はない。
更に原作読者へのボーナス要素も多い。あの人の本名、親子の共演、覚醒したゴムゴムの実等別に上映時間中ニヤニヤし続けるだけでも十分なボリュームだ。
原作でも思わせぶりなカットを含めたり、歌てのプロモーション、初出し情報の解禁など様々な要素を含めてエンタメと捉えれば面白い作品だと思う。
