● 音楽×アニメは最高の組み合わせ
● 演出が最高。心拍数はリンクするよう。
● バスケの試合描写が◎
私もかつてバスケに打ち込み、当時部員全員が読んでいたスラムダンク。顧問がいないときにはこっそりプレーを真似して、ジャンプシュート打つときに頭によぎるのは「左手は添えるだけ」。青春の1ページに間違いなく刻まれたこの作品がこのように映画化されるとは。
まずいちいち演出がかっこいい。LOVE ROCKETSのBGMを背に登場する湘北のスタメンは鳥肌モン。随所にかかる第ゼロ感も画と併さることで破壊力抜群で一気にテンションを持ち上げてくれる。
特筆すべきは試合描写！ちょこちょこ出てくる仕草ひとつとってもバスケ経験者は共感してしまう。タイムマネジメントとの勝負でもあるこの競技において、体感時間にフォーカスした本作の描写は一緒にコートに立っているような感覚になるのではないだろうか。
