YellTao

エルム街の悪夢のYellTaoのレビュー・感想・評価

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)
3.5
悪夢が怖い=フレディが怖い

まだ全貌が明らかになっていない犯人の、淡々と犯行の準備をする様子は怖いもの見たさで、妙に惹かれる。
フレディの特徴となる鉤爪はオープニングで手作りしてたのかーーと、そこに無感情でクールなイメージができてたのに、現れたフレディは狡猾で、楽しんでいたぶってくる感じが、最っっ高に良いーー。

眠りに落ちる描写に重点を置いてないから、現実がもうすでに悪夢に組み込まれてるようなダイレクトさ。
フレディの言葉ひとつひとつ、癒しの睡眠が絶望に変わるとこ、リメイクでも使用した描写は、オリジナルのインパクトには敵わなかったんだな〜。
クライマックスでのナンシーの「返して」のセリフの逞しさ、そこからの結末の素晴らしいこと!
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