圧政である。植民地時代のインド。奴隷とまではいかないし、イギリス人のための鉄道や交通基盤などは開発されていたとしても、ほぼ人権はない。
イギリス人の総督も嫌なヤツではあるが、その奥さんが魔女のような性格で、この物語の発端となるキャラ。
1920年という時代背景は、イギリスが反英勢力の取り締まりを強化していた頃なので、とにかく武力によって自治をしようとするわけだ。
この映画では、インド人による独立運動のような展開ではあるが、実際には大日本帝国軍による大東亜共栄圏という植民地解放によって、第二次大戦後に独立へと向かうわけだが。
さて、なんといってもアクションの派手さ。男同士の友情や闘い、そしてダンス。全てが熱い。夏に食べるカレーくらい熱い。とにかく無双。ランボーとコマンドーが共闘するような闘い。
3時間という長さであるが、エンドロール(メインはダンス)までたっぷり楽しめる。エンドロール観る人いないのか?識字率が74.4%だから、無理もないのか。