ベビーパウダー山崎

レンフィールドのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

レンフィールド(2023年製作の映画)
2.0
寄り過ぎと言うか、アップだらけで配信で見ていてもキツい。クリス・マッケイ、『トゥモロー・ウォー』でも思ったが、アクションはガチャガチャと薄っぺらでまったく興奮しない。やけに陽気なグロ(人体破損)も嫌味なだけ、「過激さも忘れてはいないですよ」というドヤ顔でチラチラこちら側を伺いながら、人が成長した証のような激安な閉じ方をするのがまた最悪。現代的な道徳観を語るために、モンスターの人殺しを利用しないで。
ブラウニング『ドラキュラ』オマージュなニコラス・ケイジとニコラス・ホルトのくだりはまだしも、警察パートが古臭すぎて唖然、ウィル・フェレルが全盛期ごろの間抜けな警察署ノリ。ホルトの美しく魅力的な、おすぎが食べちゃいたくなるほどの容姿のみ+0.5。