世界的にアフターコロナ、巣篭もり需要減退のあおりもあり業績的に頭打ち感もでてきたNetflixですが、変わらず国内・海外でオリジナル作品連発してますね。ですが、気のせいかハリウッドなみの豪華作品は直近あまりみなくなった気もする。そんな折、予告・宣伝の投下量といい、豪華制作スタッフ陣といい、Netflixジャパンとしては、ちょっと力の入った企画なのかな。
それにしても劇場公開に先行してのNetflix配信は戦略上どうなんでしょう。Netflixはジャパン・アニメに強いので、この作品に惹かれるような層は比較的既加入率高い気もするし、個人的にはNetflix鑑賞した今、劇場スクリーンでもう一度観たいかといわれると、申し訳ないがその気はないし（あくまで個人的感想です）。外部からは知る由もないですが、このマーケティング戦略の成否には個人的にちょっと興味があるな…という余談。
作品としては…
作画・アニメーションは美しかった。ですが…
宇宙の神秘だとか生命の輪廻転生のような、無駄に壮大でどっかで観たような厨二的世界観（そういえば、まさにニアサードインパクトってカンジだったなw）といい、ぶっちゃけあんまり魅力的でもないキャラ設定といい、作品としてのメッセージもよくわからんし、感情移入もしづらいストーリー・脚本といい、人間技をはるかに超越した非現実的すぎるパルクールもどきのアクションといい…まぁ劇場スクリーンにせよ動画配信にせよ、二度観る気にはあんまりならんかな…が率直な感想。
ちなみに澤野弘之さんのサントラはやっぱりテンション上がる。ちょっと進撃の巨人臭強めだけどw。
とりあえず思ったこと。
Netflixオリジナルは単発映画より連ドラ(連アニメ)の方が質が高い気がする…
