サブカル・アニメ界隈ではけっこう評判高いようなのだが、DUNEやオッペンハイマーらの大作、邦画でも変な家の大ヒットやらハイキューのロングランに押されてあっという間に公開終わってしまいそうなので慌てて観てきた。何しろここで前編観とかないことには後編だけ観るってわけにもいかないものな。
原作未読、予備知識ゼロ。失礼ながら浅野いにお氏の作品すらいっさい知りません。スイマセン！
結論からいうと、前半はそんな一見さんでもまったく違和感なく世界観にすんなり入れました。特殊な環境ありきではあるものの基本的にはほぼ女子高生たちの日常を描いているだけなんで、イクラ＆あのちゃんの声優ぷっりを味わいつつ、ほのぼのできます。
で、後半から一気にいろいろ意味不明な世界観やキャラ、それらにまつわる出来事ぶっ込んできますね。んでもって謎の過去（別の世界線なのか？）。これでもか！ってくらい伏線張りまくって、全ては後編で！的なぶん投げっぷりは潔ぎよすぎだわw
正直、前後編の2部作とは予めわかってはいるものの、120分の単体映画として公開する以上、それなりのクライマックスがあって欲しかったかな、とは思ったしチョット物足りなさはありました。
まぁ、その分後編では是非ともたっぷりとカタルシスや感動をいただけることを期待しております。とりあえず後編への期待値込みの評価かな。
