カナノシ

すずめの戸締まりのカナノシのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0

この世には、常世と現世を繋ぐ扉がある。
その扉が開いたとき、現世に災いが起きる。
ある日、宮崎の田舎町で暮らす鈴芽は 災いをもたらす扉を「閉じ」て回っているという青年 草太と出会う。
鈴芽は本来視えないはずの災いの姿が視えてしまうことから、草太へ協力し 日本各地を旅することとなる。
そこに住む人々を、出来るなら救いたい。
鈴芽がそう思うに至った、彼女の過去とはーーーな話。

ボーイミーツガール+ロードムービー!大好物!
出発であり、また帰る場所である「扉」
相反するものを繋ぐものとして、出会いと別れのメタファーとしての「扉」という表現。
くすぐるーーー!!!卒業できない中二心をくすぐるーーー!

未だにセンシティブに扱われるあの「震災」取り扱い壮大なストーリーとして落とし込み美しく繊細かつダイナミックに描き切る、そしてちゃんとエンタメってる。良き〜。
なんか見てるだけで成長できたって錯覚しちゃう。映画体験!って感じ。

でもやっぱりなんだかんだ一番ツボなのはボーイミーツガール+ロードムービー感。
甘酸っぱく美しい。アルフォートミニチョコレートストロベリー味の様…
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