とある事件で家族を喪い、悲しみや苦しみに塗りつぶされた生活を送るダニー。
日々嘆き続ける彼女に同情しつつも、段々と心が離れていく恋人のクリスチャン。
彼女の心情を知るだけに、中々別れを切り出せずにいた。
ある日、クリスチャンは同じ大学の留学生である友人に「今年は故郷で催される90年に一度の祭りがあるから見に来ないか」と誘われる。
気分転換を兼ねた旅行と、大学へ提出するレポートの題材探しのため クリスチャンと友人たち数名で祭りに参加することに。
なし崩し的にダニーも同行することになり、目的地であるホルガ村へ到着したものの その村には奇妙な風習がありーーーな話。
土着!
土着の文化に襲われる若者たち…そしてその壮絶な結末とは…
いいよね、未知の土着文化って。
じんわりとした不快感があって。でも好奇心も湧いちゃって、みたいな。
観ていくとクリスチャンに感情移入しちゃう。「ダニーの心境をお察しするものの、憐れみと鬱陶しさの間でつい苛々しちゃう」感じ。
この感じがシンクロしちゃって、だからこそダニーの言動にはずっと苛々してしまった。
だからこそ彼女が段々と…なっていく様にそこはかとない恐怖を覚えたよね。またそれが前述の土着文化の不快感とマッチして、それはもう…
ストレスゲージがどんどん溜まる映画だから、エログロナンセンスとはまた別の注意が必要!ちなエログロナンセンスもあります!
このねっとりしたものを咀嚼している感覚、、、まるできなこ棒の如く。