恐竜たちが暮らしていたイスラ島が火山の噴火により焦土と化し、一部の恐竜はなんとかアメリカ本土へ保護されていた。
そこから時は流れ、今では世界中で人類と恐竜が共存するという、まさに「ジュラシック・ワールド」となっていた。
しかし、一方で恐竜たちに起因した様々な問題も起き始めていた。
オーウェンとクレアはそんな恐竜たちを保護する活動を行い暮らしていたが、ある日彼らが面倒を見ていた少女メイジーが何者かに誘拐されてしまう。
メイジーを救出すべくオーウェンらが手がかりを探し始めると、その先には巨大なテクノロジー企業であるバイオシン社の影が。
果たして、オーウェンは彼女を取り戻すことが出来るのか。そしてバイオシン社の真の狙いとはーーーな話。
シリーズ総決算！な本作となっており、過去の面々が登場するその瞬間瞬間には確かな興奮が。
ただ、登場人物が多いものの群像劇としては物足りず…その割ストーリーは数軸で進むため没入出来ず…
あと登場人物たちのワープが多いなぁと。
集大成なのに非常にもったいない感じが犇々と。
恐竜たちの大暴れは手に汗握るし、逃げ惑う人々には怖さや焦りでハラハラするので場面場面では非常に楽しいのでもったいなさがひとしお。
イナゴの甘露煮でも食べながら、彼らの動向を見守ろう。温かい目で。そんな一本でした。
