Taka

生きる LIVINGのTakaのネタバレレビュー・内容・結末

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2023年6作目

 タイミングもあって、すごく刺さった。
 きついときに支えてくれたひとたちのことは絶対に忘れない。今はそんな力は無いけれど、共感できるひとたちと共に、子供たちを守る傘になり、実を実らせることのできるように。

 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は生きにくい。本当にこれに尽きるなと思う。何も考えず、情を二の次にして、意地も無い生き方が楽なのは知ってる。そういう選択を馬鹿にするわけでも、否定する気もない。でも智、情、意地を持って初めて何かを残せるのではないかと思ってる。確かに周りを動かしたのは最後の半年に一歩を踏み出したからかもしれないけれど、それまでの人柄があってこそひとがついてきたのではないかと思った。
Taka

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