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ザ・ロストシティのolnのレビュー・感想・評価

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)
3.0
失ったページを氷入りのワインで埋めて
これで終わりにしたくて
勢い任せに小説の結末を作り上げた

冷え切ってしまった情熱を取り戻す冒険へ出かけよう
深く息を吸って
不可能の壁を駆け上がって
君との夜を踊って
先の見えないトンネルに潜って
激しい流れの中に飛び込んだ

苦は楽の種
燃えるように赤い冠を被せて
表紙だけじゃわからない物語の続きを君に渡そう






感想です。

予告編通りの普通の娯楽作品です。期待を裏切らなさすぎて、普通としか形容できません。
唯一期待を裏切られたのはブラピですね。アートワークも演者もふんわりとしか把握していなかったので、「お、ブラピじゃん。」と思ったのも束の間、「うっそぉwww」までを最短距離で駆け抜けていきます。ポストクレジットで「ふぁーーーwww」なおまけ映像があるので、ちゃちゃっと離席したい気持ちはお察ししますが、せっかくここまで観たんですから、本格的にエンドクレジットが流れ始めるまでは耐えましょう。

ところで、ボスから探検に行くぞぉ!と言われて、バールを標準装備している現地民の手下は用意周到ですよね。あいつはできるやつです。こんなこともあろうかと思って、バールを持ってきたんですね。なるほどなー。バール大活躍でしたよね。道中バールを持ってそうな気配はなかったんですが、きっと私たちがブルース(本名忘れた)に気を取られている間、彼はバールを握りしめていたんでしょうね。

細かいことは考えずに、ボーッとサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムと(頭が)ちょい悪のダニエル・ラドクリフを眺めていたい方にオススメの作品です。
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