分厚かった~
物語としてとても楽しめたし、しっかり心は揺さぶられ、登場人物に自分を重ねてどうしたら良いのか、どんな言葉を書ければ良いのかわからなくなったり、戸惑ったりした
この映画を見て、歴史を知らなければならないなと思ったのは、知ることが大事だからという理由だけでなくて、スティーヴンに暴行した集団とよく似たファッションを今日の自分がしていたから。まさにスキンズカルチャーに憧れてる格好。
例えば酔っ払いのおじさんが電車にいた時に、どうにも思わない人もいれば、過去似た特徴の人に怯えた経験がある人は危険な人物だと捉えると思う。そういうふうに防衛のための学習から偏見を持って他人を見てしまうということがあると思う。
肌の色の違いに関しては、ニューヨークに旅行に行った時何人かにマイルドにせびられたことがあって、マイルドなので怖くはなかったけどこういう感じで偏見ができてしまうんだなと思った。
もしスキンズの格好をした今日の自分が、友達になりたいと思える人に出会って、その人がこの風貌の集団に怯えた経験を持っていたらどうなるだろう
自分がどういう人なのか、それより前の部分で、怖がられたり、偏った危険な考えを持っている人と忌避されてしまうかも
それは、とても悲しい、、、
だからファッションについてが一例にはなるけど、自分たちが過去の経験をもとに今を見ているのであれば、歴史を知っておかなければならないと思った。
しなきゃだめではないけど、自分の中まで知ってもらいたいという欲求があるならば、必要な努力だ
