『リトル・チルドレン』などのトッド・フィールド監督の16年ぶり新作。
2022年ベネチア国際映画祭最優秀女優賞、第80回ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。
ベルリン・フィル初の女性首席指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)。彼女は、才能はあるが、傲慢な芸術至上主義者で、典型的レズビアン。ある時、かつて彼女が指導した若手指揮者が自殺したことで、ある疑惑をかけられた彼女は追いつめられていく。
ケイト・ブランシェットの壮絶な演技が素晴らしい。まさに、彼女のために作られた作品。しかし、私には難解過ぎて、消化不良だった。観る人を選ぶ映画。