ゆりこ

TAR/ターのゆりこのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.5
天才的な能力を持ち、ドイツの有名な楽団の首席指揮者まで上り詰めたリディア・ター。長年で積み上げた権力から過剰な自信を持ち、人の恨みを買うような行動も目立っていた。ある時、かつての教え子の自殺の知らせが入り、ターはある疑惑をかけられる。
天才指揮者の栄枯盛衰。長い時間をかけてジワジワとターを追い詰められていく。冒頭の割と長い尺の公演シーンから、ターに苦手意識持つ人は多そう。それでいて、まあわんさか出てくる嫌われそうな行動の数々で、あーあの連続。予告から期待してた程の衝撃や狂気はなかったものの、ずっと画面に映りっぱなしなのに引き込んでくるケイトブランシェットは凄かった。
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