ごりぞう

この子は邪悪のごりぞうのネタバレレビュー・内容・結末

この子は邪悪(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 片岡翔監督の作品は、初めて観る。平均よりポイントが高くなってしまうのは、コレが監督・脚本の作品であり、原作小説・コミックに頼らないものだからだ。
 観ながら、「原作は誰なんだろうな?」なんて考えてしまうくらい、謎や仕掛けがキチンと伏線となり、タイトルの謎も回収されていく。後から考えると2017年の「ゲット・アウト」のジャパンリメイクのような作品にも見えるのが残念ではある。
 “なにわ男子”というアイドルの起用に不安はあったが、キチンとした助演俳優で良かった。主演の南沙良さんと、母親役の桜井ユキさんは、別の女優さんだと思って観ていて「あ、違うんだ」となった。
 ストーリーは良く、ラストも後味悪く、グロではないがイヤなタイプの映画。
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