Emma

オードリー・ヘプバーンのEmmaのレビュー・感想・評価

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
4.0
オードリーの内なる孤独や逝去される直前の会話、友人とのやりとりなど彼女の知らなかった側面を関係者のインタビューを通して紐解き、アイコニックで美人の代名詞だったオードリーではなく、ひとりの人間としての彼女をとても身近に感じる作品でした。

外見の美貌と幸福は比例するようでしない、またその人がどれほどの人格者であっても誰の人生にも理不尽や不運や苦悩は等しく訪れる。彼女が稀有なのはそういった苦悩の中で愛をあきらめなかったことかなと思います。

内なる美があまりに輝きすぎて、外側からこぼれ落ちてしまうような、目の離せない美しい人、オードリーのような人はなかなか現れないと改めて思いました。
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