亡くなった親友の弔いにお骨をかっぱらって旅をする物語
蓮っ葉な役柄は可憐な永野芽郁さんには似合わない印象が最後までございましたが挑戦している姿に好感を抱きました
執着かと思いきや共依存だった関係性、それでもまだ話せる相手がいるだけ救われている気がしないでもない
今作のテーマは自立でなく独立
本当に他人へ優しくできる人はたくさんしんどい想いをされてきた方に違いありません
理想論ではありますが、自分のメリットを考えず普遍的にそれがさり気なく出来る人になることは可能でしょうか
内容としてはマリコさまの死をきっかけにめいタンがもっと滅茶苦茶やらかすのを期待しておりました
しかし内省的なロードムービーでありましたので、過去出会ってきたマリコ氏が正直結構ヤバ目だった小生からするとちょっぴり残念
虐待親父に対しても叩きのめして欲しかったですし、マリコの逝き方に関しても多めの回想シーンに含めて欲しかった
マリコのブロークンさを継承しアウトプットして欲しかったのが本音でして、そうしたらもっとなんとなくカタルシス
ちなみに小生がブロークンしていると思うのは昨今の自らにおけるTikTokに関する執着
夜な夜な謎のギリギリ攻めたSEXY動画を捜索し、気付けば朝焼けを浴びることもしばしば
君の中で踊りたい
ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
