しちれゆ

コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ーのしちれゆのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『コール・ジェーン』とは1960~70年代のアメリカ・シカゴで望まない妊娠をした女性たちの中絶を支援する組織。
弁護士の夫を持つ裕福な専業主婦ジョイは第2子を妊娠、けれど彼女には心臓の病気があり、妊娠・出産は命の危険をもたらすことが判明する。中絶が許されていなかったこの時代 自らの堕胎を手助けしてもらったジョイは、自分もまた望まない妊娠をした女性たちを助けることに奔走するようになっていく。

女性の様々な権利獲得を目指す映画いわゆるフェミ映画のひとつと思って見ていたら後半わたし的には有り得ない展開。もっと多くの女性を救いたい(=堕胎数を増やす)がために高額な報酬を要求する医者(彼にも秘密あり)をお払い箱にして専業主婦ジョイが沢山の女性の股の間に座り堕胎を行うのだ、見よう見まねで!これは一歩間違えたら女性が命を落としかねない恐るべき違法行為だと思うのだが…そして終いにはほかのメンバーにも「堕胎の仕方を練習しましょう」「簡単よチョイチョイのちょい(的な)」と言うのには背筋が凍った。皆 素人よ。Filmarksの皆さま 堕胎手術できますか?😰
1960年代の街の雰囲気、インテリア、ファッション、ヘアスタイルなどの再現度は⭕️。『奥さまは魔女』みたいだった。
あとジョイの15歳の娘がヘンテコだった。
しちれゆ

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