これは多分監督が意図した部分じゃないところで個人的に琴線に触れてとてもよかったです。
グルジア映画なのですが、画面に映る花やアレンジの仕方、なぜか全て既視感がありました。子供の頃の家の庭や近所の家で育てていた植物、植生、植物同士の組み合わせやアレンジの仕方、などなど。
1960年前後って今より世界はずっと狭かったのか、とも思ったのですが、単純にグルジアの気候が日本の太平洋側とよく似ているというだけなのかしらん。
しかし、紙に挟んだりせず、本のページに直接挟んで押し花をつくるのには驚いた。
この時代、社会主義国では本って安かったのかしらん。
ナレーションの字幕も映像とどうずれているかちょっと知りたくもあります。
タイムカプセルの中身を見たようでとても楽しかった。
この作品もソ連映画です。