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ハートブルーのマーチのレビュー・感想・評価

ハートブルー(1991年製作の映画)
3.9
[『デトロイト』公開記念
映画監督 キャスリン・ビグロー特集 ]

《第3弾》『ハートブルー』💙

この作品で、キャスリン・ビグロー特集も終わりです。最後に彼女のフィルモグラフィーの中で、自分が最も好きな作品を選びました。


【レビュー🌊🏄‍♂️】

《サマーヌード》

いやー、やっぱり面白い👏👏!!!!

久しぶりに観たんですが、やっぱりこの作品好きです♪

今回は、今作の魅力を5つ取り上げるといういつもとは違ったカタチのレビューでお送りします。


(`・∀・´)ノ『ハートブルー』のここがスゴい!!

「男臭い友情🤝」
→ かなり読めるストーリーではありますが、仲間同士だったはずが裏返り、対極な関係になるも最後まで友情は残っていたという男臭くて熱苦しくも、萌える展開がグッド😊👍

「90年代初期のラブロマンス❤️」
→最近の映画に多いキラキラ✨していて眩しい感じのウザい恋愛描写ではなく、当時の真っ直ぐな純度100%の恋愛が最高。

「迫力のあるアクション✈️」
→スカイダイビングを2回もする映画が他にありますか?! 笑 イケてるヤツらの危険な遊びの数々にはヒヤヒヤさせられます♪

「年の差警察バディのユーモア👮‍♂️👮‍♀️」
→ベテラン刑事と着任したばかりの新人警官がタッグを組むことになるのですが、この2人のやり取りが終始面白い🤣!! セリフ(=脚本)のユーモアセンスがかなり優れていますし、キアヌが若い頃のカート・ラッセルに似ているパトリックのことを軽くあしらう場面が多々あるのですが、それが観ていて飽きないし、とにかく面白いので連ドラで観たいレベルでした!笑

「ラスト🌊🏄‍♂️」
→またラストのキアヌがかっこいいんだなー。最後の最後に彼が選んだのは仕事ではなく、友情だった…というこの熱さにガッツポーズしたくなるほど興奮しましたよ✊
友人の意見を尊重し、警察官としての自分を脱ぎ捨て、真っさらな人間として去って行くキアヌの姿…シビれました⚡️


【p.s.】
2015年(日本公開は2016年)の『X-ミッション』はこの作品のリメイクですが、エクストリームスポーツの面を過剰に強調しただけの非常に残念な作品になっていました。

内容としては「まあそうだよね。」って感じですし、意外とパトリックの扱いが酷いのですが、着任早々のキアヌにはそれほど思い入れがまだ無かったという解釈で落ち着けておきます。だからこそこの2人の関係性を深掘りするために、もっと尺の長い連ドラで観たい感じではありました。

キャスリン・ビグローの所謂“実録モノ”が素晴らしいのは承知していますが、個人的にはそろそろ久しぶりにこの作品の様な90年代胸熱ムービー📽を撮って欲しいです。

(*特集の詳細ついては、『ハート・ロッカー』評の冒頭をご参照ください。)


【映画情報💙】
上映時間:121分
1991年/アメリカ🇺🇸
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:W・ピーター・イリフ
製作総指揮:ジェームズ・キャメロン
出演:キアヌ・リーヴス
パトリック・スウェイジ
ゲイリー・ビジー
ロリ・ペティ
ジョン・C・マッギンリー
ジェームズ・レグロス 他
概要:カリフォルニアはベニス・ビーチで
多発する銀行強盗事件。新人FBIのジ
ョニー・ユタ(キアヌ)は、犯人一味
がサーファーではないかというベテ
ラン捜査官の推理を裏付けるため、
ビーチに潜入するのだが…
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