チッコーネ

美しき野獣のチッコーネのレビュー・感想・評価

美しき野獣(2005年製作の映画)
3.0
単なる「野獣」という原題に「美しき」を付ける邦題のセンスが第一次韓流ブームを引き摺っている感じで気持ち悪いのだが、クォン・サンウとユ・ジテの揃い踏みと熱きバディ関係が目に楽しいのは確か(おまけにブレイク前のキム・ユンソクも確認できる)。
サンウ本人が対応しているアクション場面のほか、スプリット画面も多く登場。
ポップに仕上げることも充分可能だったと思うが、シリアスな作風で、日本人が担当している音楽も終始暗い。
近年の韓国映画では採択されなさそうな、ビターなクライマックスにも、意外性があった。