磨

貞子DXの磨のレビュー・感想・評価

貞子DX(2022年製作の映画)
3.3
IQ200の女子大学院生が「リング」に登場する貞子の〈呪いの方程式〉を解き明かすべく奔走するホラー…映画。

“DX”とか“IQ200”とか安っぽすぎる表現から1ミクロンもホラーとしての期待をしていなかったけど、思った通りで何より。なんというか、ダークな雰囲気のコメディを満喫した感覚(笑)

序盤で全国でバタバタ人が死んでいったり、コロナ禍と絡めたような展開の後半。なんかのデジャヴじゃないかと思ったらアレだ、TOCANA先生の「オカムロさん」…。
(たまたまだと思うけど)ジャパニーズ・ホラーの先駆者で金字塔である「リング」が、TOCANAの二番煎じになった時点で今のJホラーの立ち位置がわかっちゃうかも(笑)

終わり方はさすがに違うけど、冷静に考えたら「オカムロさん」はバカっぽいラストで、本作はアホっぽいラストと、微妙に似ている。どちらを観るか悩んでる人は好きな方選んだらいい(え?どちらも選ばない???)
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