磨

アイ・アム まきもとの磨のレビュー・感想・評価

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)
3.5
市役所に勤め、身寄りもなく亡くなった方を埋葬する“おみおくり係”をしている男性の奔走する姿を描く2013年製作のイギリス・イタリア合作映画「おみおくりの作法」を原作に描いたヒューマンドラマ。

まきもとさん、ちょっと迷惑な男ではなく、一緒にいると困っちゃうくらい迷惑な人。側からみてる分には良いんだけど…。
食品加工会社におけるある言葉に対する「あなたが怒られたのですか」「なんでよ…それじゃ踏んだり蹴ったりじゃない」という一連のやり取りがやたらツボって、その後数分肩震わせてたくらい(笑)

個人的にも勘違いコント大好きなので、上記のような笑えるシーンが多くその辺では大満足。

そんな感じでまさかのラストに突入するので、正直ちょっと「え?」って驚いたけど、これはこれで悪くないと個人的には思う。最後のシーンはあぁなるほど…と、少しだけ感動。

ただ、あんな誰にも知らされないってある???なんで一人だけ…しかもその人???とか、いろんな謎ポイントが押し寄せてきて、最後は脳内のモヤモヤが止まらなかった。

原作を知らないからなんとも言えないけど、映画そろそろフィナーレなんだけどオチどうしよ…お金も使えないし…あ、コレで終わらせちゃえ!感が伝わってきて少し虚しい(笑)
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